株下落へのヘッジを解消、一部米株への新規と追加投資を実施=米大手ヘッジファンドのパーシング・スクエア

Bill Ackman exits market hedges, uses $2 billion he made to buy more stocks including Hilton

米大手ヘッジファンド、パーシング・スクエアの創設者、ビル・アックマン氏は、今週始めに市場の下げへの保険(ヘッジ)ポジションを手仕舞い、2兆ドルを超える追加株式投資を行ったことを明らかにした。

同ファンドへの投資家向けの書簡で同氏は、ヘッジ・ポジションを3月23日に解消し、2700万ドル相当のプレミアムや手数料を差し引いても、約26億ドルの利益を獲得したとした。同氏は、3月3日に同ポジションを建てていた。

「連邦政府と財務省は、これまでにない規模で市場に介入し、議会も経済復興に向けて尽力している。労働者も国民も、一時的なものではあるが、経済ショックに立ち向かっている」と称賛した。

そのうえで、こうした理由から、「先週から株式と信用市場に対して、ポジティブな見方を強めており、ヘッジ・ポジションの解消を始め、一部の好ましいと考える企業の株式にバーゲン価格で資金を投下している」とした。

そうした資金を投下した企業には、同ファンドがすでに投資しているアジレント、バークシャ・ハザウェ、ヒルトン、ロウズやレストラン・ブランズなどが含まれている。

また、「スターバックスへの再投資を含め、いくつかの新規投資」も行ったとしている。