中国企業のMSCIエマージング指数ウェーテイング引き上げ、米上院議員が厳しく糾弾

A global index provider is putting more weight on China stocks, raising concerns from lawmakers

世界の数多くのファンドや上場投資信託(ETF)にベンチマークとして使われるMSCIエマージング市場指数は、きょう8日にも中国株のウェーティング引き上げを公表するとみられている。

これに対して、マルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州選出)は、連邦政府職員年金機関には、中国株のウェーティングが増した同指数による運用を避けるよう呼びかけている。これは、米国の利益を阻害する可能性があるためだ説明している。

「退役軍人や連邦政府職員のための資金の多くが、透明性がなく、世界のほかの市場では当然となっている厳格な会計制度が採用されていない中国株式市場に上場されている企業に投資されることを想像していただきたい。さらに、こうした企業の多くは、中国政府の手先として動いている」とした。

中国本土の株式市場が確実に成長しており、世界指数でのウェーティングが低いことから、これを引き上げることに、金融市場では大きな懸念は浮上していないのが現状。逆に、投資家からはウェーティング引き上げ要望もある。

MSCIエマージング指数には、現在、268社の大型株が組み込まれている。このウェーティング引き上げだけでなく、おおよそ175社の中型株の新規組み入れが見込まれている。