現在の逆利回り、景気後退入りの「赤信号」=イールドカーブの神様

The father of the yield curve indicator says now is the time to prepare for a recession

「イールドカーブの神様」とも呼ばれる米デューク大のキャンベル・ハービー教授は、長短金利が逆転する逆イールドカーブを無視すべきではないとし、資産保護のための防御措置をとらずに、景気後退(リセッション)を待つのは愚行だとした。

「今こそ、運用戦略に(リセッション入りの危険性を)反映すべき時だ。景気拡大期の資産運用は簡単だ。しかし、景気の転換期においては、かなり難しくなる」とした。

「実際にリセッションに直面し、その場での対応を迫られるような状況になる前に、対応プランを考えておくことが賢明だ」とした。

米10年債と3カ月物金利利回り格差(イールドカーブ)の研究を続ける同教授は、1950年以降の7回のリセッションを精査している。

足元の景気循環サイクルでは、3月にいったん逆イールドが出現、5月以降は緩やかな金利逆転状態となっている。

同教授によれば、断定的にリセッション入りと判断するには、もう3カ月この状態が続く必要があるとし、この期間、「赤信号が点灯」している状態だとした。

現状について「正常ではない。悪いことが起きる前兆だ」とした。