エジプト通貨は比較的堅調も、中銀の外貨準備売りにも限界で下落に向かう

Egypt’s pound set to weaken as banks deplete their foreign currency reserves

エジプト中央銀行は、手持ちの外貨準備を売却し、エジプト・ポンド買いを進め自国通貨押し上げに躍起になっているが、エコノミストは、数カ月先にはこの手法の限界が来るとし、ポンド安を予想している。

エジプト・ポンドは、年初来では対ドルでわずか1%安で、他のエマージング(新興)諸国通貨と比較し比較的健全に動いている。

過去6カ月、1ドル=17.78〜17.98ポンドで推移している。

同国からの資金海外逃避は顕著で、同国の債券保有額は80億ドル縮小しており、株価は30%下落しており、通貨に下げ圧力がかかっている。

キャピタル・エコノミクスは、「今回の手法が、どれだけの期間、継続できるかを推察するのは容易ではない。現在のペースで進めば、外貨準備は8カ月で底が尽くことになる」とした。

外貨準備高は、4月から9月までの間に206億1000万ドルから121億5000万ドルと、ほぼ半減している。