米企業の好業績のピーク感、今後の相場には悪影響

Corporate profits are reaching their peak and history shows that’s bad news for the stock market

企業業績は、着実に伸びているが、歴史的に見ると、あまりにも好調なために今後の株価には、むしろ悪材料となるとの見方が浮上している。

CFRAとS&PキャピタルIQによれば、S&P500採用企業の収益伸びは、第3・四半期に25%にまで達する見通し。第4・四半期も、17.5%と2ケタ台の伸びを記録する見通し。

通年ペースでも、大型株は17.5%前後になる見通し。

しかしながら、今後の状況は、2ケタの伸びを続けることは難しく、2019年は9.3%と数字自体は悪くはないが、今年と比較すると減速が顕著となる。

CFRAのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、サム・ストーバル氏は、「投資家は、1株当たり利益(EPS)の頭打ちが、歴史的にみた場合に株式の売り浴びせの動きにつながるのか懸念しており、この懸念自体は、むしろ自然なものだ」と指摘している。
そのうえで、これまでの歴史を振り返ると、「その懸念に対する答えは、(売り浴びせに)つながることが示されている」とした。
現在の市場環境は、悪いニュースに反応しやすい。
ストーバル氏は、一時j、9.4%下げたS&P500指数が、歴史的な観点から14%の下げまであり得るとみている。

一方で、良いニュースとしては、米株全体が完全な下げ相場入りはしていないとの見方が主流だ。