米大型ハイテク株に魅力なし、ここからの業績大幅拡大や急成長期待できず=アリアンツ・テクノロジー・トラスト

Major growth in FAANG stocks ‘very improbable,’ Allianz executive says

アリアンツ・テクノロジー・トラスト(ATT)のシニア・ポートフォリオ・マネージャー、ウォルター・プライス氏は、大型ハイテク株にさほど大きな期待を持っていない。

同氏は、いわゆるFAANG(フェイスブック、アマゾン・ドットコム、アップル、ネットフリックスとグーグル親会社のアルファベット)には、今後、大きな成長が期待できないとし、ATTの運用ポートフォリオ資金のうち、FAANG株にはさほど大きな資金を傾けていないとしている。

ナスダック100総合指数のうち、この5銘柄で時価総額の半分以上を占めている。

「グーグルとフェイスブック、そして多くのFAANG株には、極めて限定的な資金しか傾けていない。その理由は、ほかの銘柄に多くの収益機会があるとみている。時価総額が5000億ドルから1兆ドルにも達する企業が、これから50、あるいは100%成長すると考えるのは、極めて難しくあり得ないことだ」とした。

同氏によれば、現在の相場に投資家が資金を投入する理由の一つに、全般的に米企業業績の好調さがあるという。

「株価収益倍率(PER)の低い企業に投資することを選択する。これには、政府による(ハイテク関連)規制強化のリスクがあり、業績が阻害される危険性を含んでいるから」とした。

また、「大型ハイテク企業のビジネス成長には限度があると考えている。大型企業はすでに、50%もの広告市場を占有しており、この広告市場は、ここ数年、わずか数パーセントしか拡大していない」とした。