米株市場はすでに転換点過ぎた、税制改革が株価押し上げは幻想=レーガン政権下の行政予算局長

From ‘graveyards’ to ‘debtbergs,’ David Stockman renews his stern warnings for Wall Street

 レーガン大統領時代に行政予算局局長を務めたデビッド・ストックマン氏は、株式市場が永続的に上昇することはないと警告した。

足元の株価は、2月2日に記録した安値からの回復途上にあるが、米株市場がすでに、転換点を打っているという。

「市場は、すでに新たな局面に入っている。収益倍率が26倍で株価が推移しており、ここ10年続いたビジネス高サイクルにある現在は、記録的なものだ。理論的には、収益が回復に向かい、さらに高みを狙うことは可能だ」としたうえで、「しかし、それは幻想にすぎない」と断じた。

同氏は、市場が上昇要因として消化した税制改革には、別の見方をしている。

「(トランプ政権は)この愚かな税制改革を承認した。実際には、誰もこの改革相当分を拠出することができないものだ。氷山に向かっていると言いたくないのであれば、債務の山に向かっているのが現状だ」と批判した。

税制改革が、大幅な株価上昇を招くと考えている投資家は、大きく失望することになるとしている。