米株で下げ修正入り銘柄が4割超え、慎重な対応必要

Cracks in the bull market: Amazon and 199 other S&P companies now in correction

11日金曜の米株式市場はしっかりの展開となったが、S&P500指数採用銘柄のなかで大型株を含む200銘柄が、いわゆる「下げ修正」入りとなり、少なくとも強気相場が崩れつつあることが示されている。

「下げ修正」とは、52週間高値から10%超下げた状態を呼ぶ。

この修正銘柄のなかには、アマゾン・ドットコム、ゴールドマン・サックス、エクソン・モービル、スターバックスやネットフリックスが含まれている。

ほかでも強気相場に陰りが見られる。

MKMパートナーズチーフ・マーケット・テクニシャン、ジョナサン・クリンスキー氏は、ラッセル3000指数採用銘柄のうち、200日移動平均線を越えて推移している銘柄が60%を割り込んでいると指摘している。

200日移動平均は、長期的なトレンドを示す。

同氏は「ラッセル3000指数採用銘柄は、米株式の98%を占める。強気派にとって、60%を下回る状態が長く続くことは、悪い兆候だ。ネガティブ方向の兆候が出ていることは、必ずしも大きな下げにつながるものではないが、季節的には低迷期にはいるため、慎重な対応が求められる状況にある」とした。