フィリピン中銀、ペソ安定に断固たる措置を取る意向示す

Philippine central bank tries to calm market, says peso not in free fall

フィリピン中央銀行は、11年来の安値となっているペソ下落抑制に向けて、過度なボラティリティに対抗策を打ち出す準備があるとした。

どう中銀のエスペニーラ総裁は声明を発表し、対ドルで2006年8月以来の安値となる51.08ペソへの下落に対して「冷静になるべきだ」とした。

米国と北朝鮮との軍事関係の緊迫化が伝えるなかで、ほぼすべてのアジア・エマージング(新興)は下落している。

同総裁は、「フリーフォール状態になるとは見込んでいない。我が国の経済ファンダメンタルズは、これまでとは異なり、確固としており力強さを身につけている。この経済状態は、我が国の信用格付けにも表れている」とした。

市場環境に応じてペソが上下することは自然であり、地政学上の緊迫化に連れて「短期的な不透明感」に反応することもあるとしている。

そのうえで同総裁は、ペソが「市場が冷静になり、状況変化を消化すれば、自然と為替レートを調整するだけの能力を有している」とした。

さらに、膨大な外国為替準備を活用してペソ安定化に勤める用意があるとした。