ハイテク株に大きな下げ調整の可能性

Tech stocks signaled market sell-off, still most vulnerable sector

ハイテク・セクターは、今回の強気相場で最初に崩れたセクターで、今後ももっとも不安定だとみられている。

JPモルガンの債券株式テックにカル分析担当責任者、ジェイソン・ハンター氏は、ハイテク株主体のナスダック100指数、さらに同指数に連動する上場投資信託、パワーシェアーズQQQトラスト(証券コード:QQQ)が、大きな下げ調整の可能性がもっとも高いと指摘している。

これまで上昇相場を主導してきたハイテク株の下落が懸念されるが、ハンター氏は、S&P500指数にとっても、株式市場全体にとっても、金融株やほかのセクターに資金が移動する、いわゆるローテーションがあることが、むしろ健全だとしている。

「下げ修正が来ることは、周知の事実だ。5月、あるいは6月ぐらいから、話題になっていた」としている。

FANG株全体が相場をけん引してきたが、最近ではアマゾン・ドットコムとグーグル親会社のアルファベットが下げている。

リンゼー・グループのチーフ・マーケット・アナリスト、ピーター・ブックバー氏は、「(この2銘柄の)下落は、上昇グループから最初の離脱だ。このような斑点は、投資家がバリュエーションとファンダメンタルズ両方に疑問を抱き始めている兆候だ。FANGは、これまで買いが集中し過ぎていることは全員が認識しており、その買いが今年の夏にピークを迎えていることも、また、知られている」とした。