足元の低調な相場は継続、今年初の5%超の下げも=複数のストラテジスト

Stock strategists see possible 5% correction before this selloff is over

複数のストラテジストは、足元の低調な相場が継続し、今年初めての5%程度の下げになると予想している。

米国と北朝鮮との軍事緊張の高まりから、株式市場は軟調な展開となっている。

すでに今週に入り、バンク・オブ・アメリカ・メルルリンチやダブルライン・キャピタルなど複数の大手金融機関は、現在のバリュエーションの高さや、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)の政策変更などを要因に、調整安を予想している。

UBSの株式デリバティブ(金融派生商品)ストラテジスト、ジュリアン・エマニュエル氏は、「5%の調整安を経験することなく、上げ続けるのは以上だ。実際、調整らしい下げがあったのは、昨年の8月だ」とした。

「こん観点からすると、数年単位での投資戦略を考えた場合、より低い水準で相場に参加し、株式保有を加えるべきだ」とした。「逆に、投資期間を数週間、あるいは数カ月単位で考えるのであれば、より慎重になるべきだ」とした。

同氏は、下げ幅を100ポイント程度としている。「下げを5%とすると、2375ポイントとなる。これは、昨年11月の大統領選前後に触れた200日移動平均線だ」とした。現在、200日移動平均線は、2337付近にある。

CFRAのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、サム・ストーバル氏は、2337付近が論理的なS&P500指数の支持線になるとみている。そのうえで同氏は、現在の売りが継続するとみている。

「通常、年に最低1回は(5%程度の)下げ調整があり、毎年、小さな下げは複数回あるものだ。そして、4年超ごとに弱気相場が来る。