米国の対ベネズエラ制裁、石油まで対象拡大すれば原油価格と米ガソリン価格は急騰へ

Say goodbye to $2.30 gas if Trump goes hard after Venezuela

When you’re president, cheap gas is good politics.

トランプ大統領は、選挙戦で安価なガソリン提供を公約とし、7月4日の独立記念日の際、ここ10年超で最低価格を記録したことを自慢したばかりだが、ベネズエラに対する制裁を発表したことで、この自慢が覆る可能性が出てきた。

トランプ大統領は、ベネズエラのマドゥロ大統領を「劣悪な指導者で、専制君主」だと批判している。これは、既存議会の存在をないがしろにする制憲選挙を実施したことを受けてのもの。

その制裁がもっとも効力を発揮する方法は、ベネズエラの主要外貨獲得手段である石油を断つことにある。

現時点では、ベネズエラ石油の米国内への販売を差し止めるまでの過激な措置は取られていないが、マドゥロ大統領の資産凍結やビジネス取引の停止を課している。

ベネズエラは、米国にとって、カナダとサウジアラビアに次ぐ第3位の石油供給国だ。

コンサルティング会社、PKベルレガーの社長、フィリップ・ベルレガー氏は、トランプ政権が全面的なベネズエラ政策に踏み切れば、原油価格が10ドル跳ね上がると予想している。

同氏は、「価格は、ロケットのように急上昇する。米国内のガソリン価格は、数週間でバレルあたり25~30セント急騰するだろう」とした。