ベネズエラ国営石油、日曜の議会選挙次第では経営破綻も

Venezuela could be the first sovereign oil producer to ‘fully fail’ after contentious vote, warns analyst

RBCキャピタル・マーケッツのグローバル・コモディティ(商品)ストラテジー責任者、ヘリーマ・クロフト氏は、ベネズエラの日曜の議会選挙結果次第では、世界最大の埋蔵量を誇る石油輸出国の命運が左右される。

同大統領は、制憲議会打ち立てるとしている。同氏によれば、これが選挙で承認されるようであれば、国営石油会社として「完全に経営破綻」に陥る危険性がある。

仮に大統領派が勝利し、あらたな議会を設立すれば、既存の議会や法規制がすべて無効となることが予想され、憲法そのもののを書き換えることも可能となる。

クロフト氏は、「トランプ米制憲は、(ベネズエラの)マドゥーロ大統領に議会選挙を止めるよう警告しており、ベネズエラ石油の米国への輸入禁止、あるいは国営石油(PDVSA)の取引におけるドルの使用禁止を制裁措置して検討しているという。

「どちらの制裁方法をとるにしても、経済的な悪影響が想定される。ベネズエラの外貨準備高は100億ドルを割り込んでおり、国営石油は、秋以降に支払いを円滑に行いデフォルト(債務不履行)を避けることは、容易ではないだろう。あるいは、普通に授業院に給与を定期的に支払うことが課題となるだろう」としている。