ドル指数が低迷、2カ月来の低水準に一段下げの可能性も

This ‘ugly’ chart is about to get even uglier: Trader

ドル指数が、7月最後の週にも軟調、2週間連続の下げとなっており、ストラテジストの一部は、一段の下げを予想している。

先週金曜(7月21日)の取引では、2016年6月以来の安値に沈んでいる。

金融ブログ、クロッシング・ウォルストリートの編集長、エディー・エルフェンベイン氏は、現在の環境でドル・ロングとするかを問われ、「ノーだ。(ドル指数の)チャートを見ると、極めて醜い姿となっており、そして一段と悪化するとみている」とした。

「ドルは、日々、少しずつ下げっているようだ」とし、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁コメントを背景にユーロが堅調であることがドルには悪材料となっているとした。

ストラテジック・リサーチ・パートナーズの手にクカル分析責任者、クリス・バーロン氏は、「高金利は通常、その国の通貨を押し上げる効果がある。しかし、常に、このロジックが正しいわけではない」とした。

「過去5回か6回、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)が利上げに踏み切った際には、実際、ドルは上昇するのではなく、下落している。そうした歴史を振り返ると、今回のドルの動きは、決して異常なものではない」とした。

さらに、「戦略的な疑問は、ここを損ねに反転上昇するのかにある。ドル指数が92.5、あるいは93の支持線を維持できるかどうかにかかっている」とした。

今週週初の取引でドル指数は、93.90前後で取引されている。これは、年初来では、8%超の下げ。