ハイテク株に資金が過度に集中、米株の資金配分を08年金融危機以来の最低水準に=6月運用担当者調査

Tech has made US stocks the world’s least loved since 2008, survey shows

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BOAM)の運用担当者調査によれば、ファンドマネージャーは、ハイテク株主体のナスダック市場に投資資金が集中し過ぎているとみており、6月には米株全体への資金配分(アロケーション)を減額している。

この結果、ファンドマネージャーの米株へのアロケーションは、2008年1月以来の最低水準になっている。

同調査では、68%の運用担当者が世界のインターネット関連銘柄の株価を「高い」と認識しており、12%は「バブル」化していると回答した。

S&P500指数も史上最高値を更新しており、米株へのアロケーションは20%のネット・アンダーウェートとなった。5月は、15%のネット・アンダーウェート。

セクター別のアロケーションも変化している。

ハイテク株は、これまでもっともオーバーウェートとされていたが、5月に続いてトップの地位を譲っている。もっともトップウェートとされているのは、銀行銘柄。2009年のリーマン・ショック以降、80%の期間で、ハイテク株は、トップウェートとなっていた。

地域別では、80%が米国がもっとも過大評価されているとみている。一方、19%は、欧州株式をアンダーバリューとし、43%がエマージング(新興)市場をアンダーバリューとしている。