Q2以降の業績予想はエネルギー除くと成長が半減、現在の高株価は正当化されるのか?

Without the boost from energy, earnings expectations are ‘cut in half,’ analyst says

現在の株価が高水準であるとの議論は複数あるが、エネルギー・セクターが大きく寄与しており、これを除外して考えると、今後の四半期業績予想がひどく歪んだものになる。

収益予想を提供するエスティマイズのシニア・バイスプレジデント、クリスティン・ショート氏は、現在の株価が「完全なシナリオを基に組み立ててられている」と悲観的に分析している。

そのうえで同氏は、第2、および第3・四半期業績予想が「すでに幾分か下方修正され始めており、企業サイドでもアナリスト側でも起きていることだ」と指摘した。

同氏の説明によれば、基本的な業績予想は現状、高水準で維持されている。しかしながら、第1・四半期以降では数値は悪化しているが、エネルギー・セクターの数値に支えらている部分が大きいという。

エネルギー業界は、前年同期と比較すると大きく業績が改善している事実を踏まえたうえで、「エネルギー・セクターを除外すれば、相場全体の業績見通しは、今の半分にまで落ち込んでしまう」とした。

同氏は、「つまり、ボトムラインとして4%成長しかないということになる」とした。

そのうで、この成長率が4%にとどまることを踏まえたうえで、「現在の株価水準が正当化されるのか、見つめ直すべきだ」とした。

エネルギー・セクターの成長については、前年の業績が惨憺たるものであったことの反動だと解釈する向きもある。S&PキャピタルIQの予想では、エネルギー・セクターの第2・四半期予想は、387%の増益となっている。