投資家が銀行株に大量の資金を投下、足元は不調も金利次第で上値期待も

Investors poured money into banks before earnings, then got burned

四半期決算発表入りに、投資家は好業績期待で金融銘柄に多くの資金を投下している。しかし、これまでのところ、そのリターンは芳しくない。

JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、シティグループの4大金融の業績は振るわない。

KBWナスダック銀行指数は、7月14日の取引で、前日比1.2%のマイナスとなっている。

7月に入り、投資家はほぼ8億ドルの資金をファイナンシャル・セレクト・セクターSDP(上場投資信託=ETF)に投下している。

こうした大量資金の投下と、相反する足元の株価低迷にも、パニックの様相は見られない。

ザ・ルースホールド・グループのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、ジム・ポールソン氏は、「金融株を取り巻くファンダメンタルズの多くは、依然として健全だ。借り入れと貸し出し活動は活発化している。株式市場が新高値を更新しているなかで、あらたな動きが見られるだろう」としている。

同氏によれば、10年債利回りが2.6%を超えるようであれば、銀行セクターは多くのメリットを享受することになるとしている。