米FRB議長発言でドル高に勢い=BKアセット

Yellen Gives Dollar Bulls Hope

米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)のイエレン議長(中銀総裁に相当)の議会証言で今後の利上げの可能性があらためて示されたことで、ドルは再び勢いが増したと見られている。

対ユーロと対円でドルが上昇、対ポンドやコモディティ(商品)通貨には下げたものの、安値からは戻している。

同議長は、労働市場が「依然として極めてタイトで、賃金上昇圧力になっている」とした。同議長はさらに、インフレに触れたうえで、「景気拡大が、すぐにも終わるという兆候はまったくない」とした。

市場では、FRBとして、足元のインフレ鎮静化が一時的なものだと見ていると分析している。

BKアセット・マネジメントの外国為替ストラテジー担当マネージング・ディレクター、キャシー・リエン氏は、3回目の利上げがあるとみているが、年末までは待つと予想しているとし、したがって、ドルの一方的な上昇ではないとしている。

そのうえで、ドルが114円を抜けて断定的な上昇トレンドを辿るには、経済指標の圧倒的な良い数字が必要だとしている。