新規投資の減退と大規模油田の未発見、今後の石油市場の転換要素に=アラムコCEO

Saudi Aramco CEO says oil market could see inflection point, confirms IPO still on track for 2018

サウジアラビア国営石油会社、サウジアラムコの最高経営責任者(CEO)、アミン・ナセル氏は、投資が大きく減退していることに加え、大規模な新規油田の発見がないことあら、石油市場が転換点に来ているとみている。

同氏は、「投資の減退は、明らかに状況改善にはプラスに働いていない。今後数年間、この傾向が続くようであれば、転換点を迎えることになる」とした。

ここ数年、特に米国からシェール石油が産出されるようになってきてから、特に2014年中盤から、需給関係の悪化により原油価格は低迷している。市場では、供給過剰が問題視されている。

しかしながら、ナセル氏は、今後数年間でこの状況が変わり、需要に見合うだけの供給を懸念するようになるだろうとしている。

同氏によれば、2014年以降、原油価格の下落とともに、およそ1兆ドルもの投資資金が石油市場から消え去っているという。