米FRBのストレステスト終了、銀行株に注目

Big bank cash returns just beginning, experts say

米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)のストレステストを無事、終了したことで、配当を強化するなど銀行の動きが注目される。

FRBは、毎年、金融機関の財務状況の健全性を確認するために、ストレステストを実施している。今回、対象となった34の金融機関すべてが問題なくパスするのは初めて。

スミード・キャピタル・マネジメントの最高経営責任者(CEO)、ビル・スミード氏は、「極めて興味深い」と評価している。

すでに複数の銀行は、大幅な配当引き上げを公表、一部は自社株の買い戻し計画も発表している。たとえば、シティグループは、配当を2倍の1株あたり32セントとし、156億ドル規模の自社株買い戻しを公表している。

JPモルガンは、2008年以来、最大規模となる194億ドル規模の自社株買い戻しを公表した。

セカンド・カーブ・キャピタルのCEO、トム・ブラウン氏は、「少なくとも今後3年は、これまでを取り戻す期間となる」とし、これまで資本準備率の拡充に務めてきた期間から、次のステージに移行するとしている。