カタールとサウジなどの緊張が長期化、軍事衝突リスクが高まる=専門家

Qatar crisis: Armed conflict and protracted dispute are growing more likely, analysts say

アラビア半島でのカタールとサウジアラビアなどとの外交的な問題が長期化しており、一部の専門家は、軍事衝突の可能性にも言及している。

日本の供給元としても知られる天然ガス大国のカタールに対して、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エジプトとバーレーンの4カ国は、外交関係を凍結、6月5日以降、部分的に行き来を止めている。

アナリストは当初、ラマダンの終了する頃には、こんの問題も解決に向かうと予想していたが、反カタール勢が要求を次々と出していることで、問題が長期化している。

IHSマーキットのアナリスト、フィラス・モダード氏は、「双方ともに譲歩するのが極めて厳しい状況にまで進展してしまっている」と現状を表している。

関係正常化に向けて新たに突きつけられた要求には、報道機関のアル・ジャジーラの閉鎖、トルコ国内に持つ軍事基地の閉鎖などがある。また、テロリスト・グループへの支援や、湾岸諸国とエジプトに対抗する勢力への協力の中止を求めている。

ユーラシア・グループは、「現在の危機は、カタール政府が政策を変更するまでは、今後も一段と厳しい方向に向かうだろう」としている。

第一次湾岸戦争の際にサウジ大使を務めたチャールズ・フリーマン氏は、状況が激化していることで、軍事衝突にまで発展するリスクが高まっていると指摘している。

*そうなれば、原油価格は一時的にせよ上昇するでしょう。カタールと日本との天然ガス供給契約の履行状況が気になります