下半期の日本株は下げに向かう=ゴールドマン日本株ストラテジスト

Goldman Predicts Japanese Stocks Drop on Policy Uncertainty

ゴールドマン・サックスの日本株担当チーフ・ストラテジスト、キャシー・松井氏は、下半期の日本株を悲観的にみている。

同氏は、政治的な不透明要素を大きな理由とし、TOPIXが22カ月ぶりの高値をつけたことでの利食い売り先行となり、日本株の下げを見込んでいる。

さらに、中国の経済成長が低調で、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)がタカ派寄りの政策を採用していることも、日本株にはマイナスに働くという。

TOPIXの6カ月予想を、これまでの1600ポイントから1575に引き下げている。一方、12カ月予想は、逆に、1650から1700に引き上げている。

同氏は、「東証は、利食い売りに押される可能性が高い。しかしながら、6〜12カ月の期間でみると、企業業績が拡大し、ガバナンスの改善、さらに外国勢の買いも期待できることから、再び上昇基調に転じるとみている」とした。

不安要因として、安部政権の指示利率の低迷、自社株買いが、前年同期で40%も縮小していること、信託銀行がネットベースで売り超に回っていること、次回の日銀による上場投資信託(ETF)購入規模が縮小する可能性があることを挙げている。