ノーベル賞受賞経済学者、米株相場は「異常に高い」と警告

Robert Shiller urges caution on the market: ‘We’re at a high level, and it’s concerning’

ノーベル経済学賞を受賞しているイエール大学のロバート・シラー教授は、市場のバリュエーションが「異常に高い」ため、投資家に注意を呼びかけた。

同教授によれば、現在の水準ほどバリュエーションが高かったのは、1929年と2000年で、この2つの場合、その後、史上まれにみる大きな下げ相場となっていた。

このバリュエーションとは、景気循環調整後の株価収益率、いわゆるシラーPER、あるいはCAPEと呼ばれるもので、過去10年の平均収益をインフレ率で調整したもの。

「極めて高水準にあり、憂慮すべき状況だ」とした。

「投資家は、今、注意深く対応すべきだ。市場は、高水準にある。

しかし同教授は、「必ずしも、株式投資を避けるべきだとは考えていない。(相場が崩壊すると)断定的には言えない」とし、1990年代にはCAPEが高水準で数年間高止まりしたこともあるとしている。

どうしは、海外や「 CAPEが低水準」にあるセクターなど分散投資が必要だと主張している。