現在の金融相場は「独善的」で継続不可能=投資家会社CIO

Forget fake news, investors should realize the markets are fake, says asset manager

投資会社、ファサナーラ・キャピタルの最高投資責任者(CIO)、フランシスコ・フィリア氏は、世界の金融市場の現在の上昇について、一つの論拠だけに基づいた実体経済の変化だけに反応しているものだとし、これが持続不可能だと分析している。

同氏は、「フェイク・マーケットだ。世間ではフェイク・ニュースを話題にしているが、まさに、フェイク・マーケットだ」と断じている。

同氏は、金融市場が「独善的」で、かつ、経済のファンダメンタルズの変化に「対応力にかける」状況だと分析、いわゆる良好な経済データを背景に市場が上昇しているように映り、マイナス材料が顕著でないために上昇しているだけだとしている。

「現在の市場環境が継続することは難しく、かつ、不安定だとみている。どこかの時点で何かが起こり、過剰な評価に対して、目を覚ますことになるだろう」とした。

市場最高値からの下落については、「1%程度の下げに過ぎない。価格の調整と呼べるものではない」としている。

ニクソン政権下でチーフ・エコノミストを務めたハーバート・スタイン氏の論拠、いわゆる「スタインの法則」を引用し、「継続不可能なことがことがあれば、それはすなわち、その動きは止まる」ことを意味すると強調した。