6月のサウジなど複数産油国の輸出量が増加へ=クリッパーデータ

Saudi Arabia and OPEC’s June oil exports spell trouble for crude prices

石油輸出国機構(OPEC)の盟主で、世界最大の産油国、サウジアラビアは、4月と5月の輸出量を引き下げたが、タンカーの動向を記録するクリッパーデータによれば、6月の輸出量は拡大する見通し。

OPECは、減産合意を来年3月まで延長しているが、輸出は比較的好調なペースを維持している。

クリッパーデータのコモディティ(商品)リサーチ担当ディレクター、マット・スミス氏は、「6月の輸出量は、強く回復に向かう。実は、この回復傾向は年初から続いている」と指摘している。

同社によれば、サウジだけでなく、アラブ首長国連合(UAE)、イラクとアンゴラからの輸出も増えているという。また、今回の生産削減合意から除外されているナイジェリアとリビアでは、すでに、生産量の拡大が確認されている。