米株、ここから40%下げる危険性=「ドクター・ドゥーム」

It’s going to end ‘extremely badly,’ with stocks set to plummet 40% or more, warns Marc ‘Dr. Doom’ Faber

金融専門ニュースレター、「グルーム・ブーム&ドゥーム」レポートの編集長で、辛辣なコメントで常に注目される、マーク・ファーバー氏は、米株式市場が「不意に」大きく上昇する可能性があるものの、それこそが手仕舞い売りを入れて速やかに相場から手をひくべきだとみている。

「ドクター・ドゥーム」(直訳すると破滅博士)として知られる同氏は、株価が現行水準から40%、あるいは、それを超えて下げる危険性があると指摘している。

先週の終値、2438ポイントからの40%の下げでは、S&P 500指数は、1463までとなる。

FANG、すなわち、フェイスブック、アップルとグーグル親会社のアルファベットの上昇を例に、「現在の強気相場は8年を超えて続いている。ナスダックの現在の相場は、ごく一部少数の銘柄に引っ張られているだけだ」とし、特にテクニカル上の見地からは健全ではなく、「バリュエーションも極めて高い」と指摘した。

「一旦下げに向かうと、大きく下げることになる」とし、資産が大企業と一部の富裕層にだけ集中していることが懸念され、こうした格差の拡大が、市場に混乱をもたらす要因だと社会全体を批判した。

そのうえで、「富裕層に大きな税金をかけるべきだ。そうでなければ、大量の、かなり大きな資産デフレが発生する。そして、社会システムが崩壊することになる」とした。