タイの不良債権比率、年内にピークに=フィッチ

Thailand’s Bad Loan Ratio Is Worse Than China’s By Supunnabul Suwannakij

タイの銀行が抱える不良債権は、2017年年末にかけて大きく上昇する危険性がある。格付け機関、フィッチ・レーティングスが指摘した。

タイ経済は、成長が減速したものの、依然として3%を超える水準を維持している。経済成長の減速により、不良債権の拡大ペースも減速し、年内にピークを迎える見通しだという。

在バンコクのフィッチ、金融機関担当シニア・ディレクター、パーソン・シンハー氏は、「(タイの)不良債権は、経済サイクル次第だ。成長は、比較的弱回っているものの、ビジネスのファンダメンタルズが崩れているわけではなく、銀行は、貸し出し基準を厳格化している」と指摘した。

 

バンク・オブ・タイ(中央銀行)によれば、第1・四半期の融資全体に占める不良債権比率は2.94%、2011年以来の最高水準となっている。