中国株がMSCI編入後36時間で下落、政府の海外買収に関する銀行調査命令受け

China’s MSCI rally fizzles as billionaire rout highlights risks

23日の中国株市場の動きは、あらためて中国株取引の危険性を露呈した形となった。

MSCIが同国本土の株式をエマージング指数に採用を発表してからわずか36時間で、国内の2大富豪が所有する複数の企業株が売りを浴びている。

中国の銀行が、当局から、不動産から娯楽まで手がける大連万達グループ、コングロマリットの復星集団の海外買収に関して、銀行当局が金融機関にシステム・リスクを確認するよう命じたことがきっかけ。

CEBインターナショナル・インベストメントのマネージング・ディレクター、バニー・ラム氏は、「まさに、中国という国の性格を表す株式市場の動きだ」とした。

「政治に関するニュースがあれば、たとえ噂であったとしても、売りが重なる。今回が初めてではなく、おそらく、最後ではないだろう。中国に投資する海外の投資家は、こうした政治リスクに対して、ヘッジが必要だ」とした。