下期の米株展開に不安=専門家

There could be trouble ahead for the market, experts warn

史上最高値を更新し続ける米株式市場だが、少なくとも2人の専門家は、今後の相場展開を不安視している。

ウェルズファーゴ・インベストメント・インスティテュートのシニア・グローバル株式ストラテジスト、スコット・ウォレン氏は、今までの熱狂がわずかになってきており、現在、まさに変化が出始めている、と指摘している。

「バリュエーションは、高水準だ。下期には多くの悪材料が予想されるため、今後下落する前に、ここから大きく上昇するとは考えていない」とした。

その一つとして、投資家が減税を期待しており、「最悪」でも2018年にはなんらかの形でこれが実現すると考えている点を挙げた。 しかし同氏は、「何も実現しないかもしれない。なんらかの減税がなければ、(相場には)財政面からのサポートがないことになり、2019年に向かってリセッション(景気後退)を気にしなければならなくなる」とした。

ラッセル・インベストメンツのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、マーク・エイベル氏も悲観的だ。同氏によれば、減税がない限りは、ボラティリティが低水準でとどまり、リスクは、下振れにあるという。