米FRB、政策金利の高め誘導計画の実現は困難=グロス氏

Bill Gross: Fed won’t be able to follow through with its plans

「ボンド・キング」として知られるビル・グロス氏は、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)が2018年までに立案している計画の実行が難しいとの見方を示した。

6月14日に0.25%ポイントの利上げに踏み切ったFRBは、2018年の政策金利を2.1%に設定している。同時に、年内に4兆5000億ドルのバランスシート縮小も計画している。

グロス氏は、「(短期政策金利)フェデラル・ファンド・レートは、現在の経済環境を考えると、1.5〜1.75%を超えて上昇することはないと考えている。これは、名目GDP(国内総生産)成長率を4%、インフレが2%以下との前提だ」とした。

「FRBは、計画通りに政策を変更することができないと考えている。また、米債の市場売却計画も実施が難しいだろう」とした。