原油価格がOPEC減産合意実施時まで下落、在庫減らず減産遵守に疑問

Oil prices struggle on doubts OPEC can rein in oversupply

原油価格が7カ月ぶりの低水準に下げている。世界の在庫が依然として高く、石油輸出国機構(OPEC)による減産合意遵守に疑問が出ていることが背景。

この7カ月ぶりの安値とは、OPECが現在の減産合意が実施された11月下旬と同じ。

ABバーンスタインのアナリストは、「輸出データでは、2016年10月と比較すると、今年の年初来のOPEC生産量は、わずか30万バレル減っているに過ぎない」と指摘している。

OPEC加盟国は日量120万バレルを、さらにロシアなど非加盟国を加えて、合計で180万バレルの生産縮小を目指すのが今回の合意。

しかし、ナイジェリアやリビアは、今回の生産削減合意への不参加を容認されており、米国ではシェール石油生産が10%超拡大している。