全ての金融市場でリスクの高まり、投資戦略にはリスク対応が必要=ビル・グロス氏

Bill Gross says all financial markets are ‘increasingly at risk’

「ボンド・キング」と称されるビル・グロス氏は、緩和政策が金融と実態経済との大きな乖離につながっていると批判したうえで、投資家にとってはリスクが高まっていると警告した。

「中郷銀行によるQE(龍笛緩和)と実質的なゼロ金利政策が作り出した青天井にまどわされてはいけない。すべての金融市場では、リスクが高まっている」とした。

先進各国の中銀は、兆の単位で債券などの資産を購入、これによって市場に資金を大量に供給する龍笛緩和を実施、ここ10年では、実質的なゼロ金利、あるいはマイナス金も導入し景気刺激に勤めていた。

こうした長期にわたる中銀の施策により、金融市場が持続不可能なレベルにまで上昇してきているとの懸念がある。

実際、世界銀行の最新見通しでは、2019年まで世界の経済成長は3%を下回る2.4%で推移するとされている。

「リスク軽減を含む運用ストラテジーは、最終的には他よりも勝る結果を残す」とした。