VIX指数が3週間ぶりの高値、今後の相場展開に不安・・・

The ‘fear gauge’ just jumped to a three-week high — but don’t let the move fool you

先週のハイテク株下落後の週明け月曜6月12日の相場で、シカゴ・ボード・オブ・エクスチェンジのVIX指数、別名、恐怖指数は3週間ぶりの高水準となり、今後の相場展開に不安の一つとなっている。

米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)を含む複数の中銀が政策決定会合を控えており、トランプ政権を揺るがしかねない司法当局の公聴会などがあり、同指数は上昇しているものの、依然として導入以来の最低水準付近で推移していることには変わりない。

MKMパートナーズのマネージング・ディレクターでデリバティブ(金融派生商品)ストラテジスト、ジム・ストラガー氏は、「金曜のハイテク株の売りは、大きな動きの始まりかもしれない。今週のFOMC(連邦公開市場委員会、日銀の政策決定会合に相当)は、想定外の動きをもたらすかもしれない」としている。

同氏は、リスクが高まっていることを示す指数は多くはないが、「リスク回避に向けてプロテクションを増すような環境になったのは、久しくなかったことだ」とした。

マクロ・リスク・アドバイザーズのデリバティブ・ストラテジー責任者、プラビット・シンタワングバニッチ氏は、顧客向けの書簡で、VIX指数のロング(買い持ち)ポジションを積み増したことを明らかにした。