大型ハイテク株は「バリュエーションのエアー・ポケット」に=ゴールドマン

FANG Stocks, Apple Take Hit; Goldman Sachs Calls Out ‘Air Pocket’

ゴールドマン・サックスは、大型ハイテク株、通称FANG銘柄が「バリュエーション上のエアーポケット」に入っていると警告した。

顧客向けの書簡で、フェイスブック、アマゾン・ドットコム、ネットフリックとグーグルの親会社アルファベットに代表される大型ハイテク株にベリュエーション不安があるという。

これを受けて9日の取引ではアマゾンとアルファベットともに1000ドルの大台を割り込んでいる。

ゴールドマンは、「大型ハイテク株に主導される形で強気のモメンタムが形成され、これが逆に一服局面につながるバリュエーションのエアーポケットとなっている」とした。

ゴールドマンは、アップルとマイクロソフト株のバリュエーションにも懸念があるとしている。

「FAAMG株が、S&P500指数とナスダック100総合指数を牽引している主要銘柄だ、としたうえでボラティリティが極めて低水準のなかでハイテク株が上昇している事実を指摘している。

アナリスト、ロバート・ボルージェルディ氏は、「FAAMG 株は、経済成長と景気のメメンタムとの相関性を強めている。FAMMG株は、景気循環成長株で、消費名型のように捉えられつつある。金利とは薄い逆壮観関係にあり、ボラティリティとの関連性も薄い」とした。

UBSのアナリスト、ジュリアン・エマニュエル氏もFAAMG銘柄への懸念を示している。「年初来のS&P500指数の3分の1がFAMMG株が占めている」とし、「直近では、ハイテク株のボラティリティの低さが続く可能性は薄い。投資家は、プット・オプション(売る権利)の購入、あるいは、銘柄変更の可能性を模索することになるだろう。これは特に、ハイテク株のパフォーマンスをエネルギーや金融銘柄など景気循環性が高い銘柄と比較すれば明らかだ」とした。

一方で、「業績の成長見通し、比較バリュエーションは妥当であるとの見方、そして海外に保有している現資産の本国韓流の可能性など、今後も上昇基調を維持すると考える理由もある」とした。