来週の米FRB利上げ後の人民銀行に注目

Is China in Lock-Step With the Fed? Keep Watch Next Week

来週には米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)の利上げが見込まれているが、その後の中国人民銀行の動きも注目される。

前回、3月にFRBが利上げに踏み切った数時間後、人民銀行も同様に利上げに踏み切っている。通常、利率が高い通貨は、低いものより上昇する傾向が高く、人民元の下落阻止を目的として人民銀行が対抗策を打ち出したものとみられていた。

オーストラリア&ニュージーランド銀行とUBSは、人民銀行がこれまで十分な引き締め策を打ち出しており、今回は見送ると予想している。ここ最近の人民元上昇も、利上げ見送りの一つの要因だという。

一方、スタンダード・チャータードのエディー・チャン氏は、米中の金利差が依然として大きいと指摘している。

「これまで金融政策担当幹部は、短期的には強い人民元を望んでいると明確に示している」とし、FRBが予想通りに利上げに踏み切るようであれば、人民銀行も同様に引き上げるとみている。