中国国営企業、債務解消に7.7兆ドル規模の民営化も=シティグループ

China debt ‘could prompt $7.7 trillion asset sale’

中国国内での拡大する債務は、北京政府にとって頭痛のタネであることには変わりはない。しかし、逆の見方をすれば、海外企業にとっては、ディストレスト債権として魅力があるとも言える。

シティグループの中国担当チーフ・エコノミスト、Li-Gang Liu氏は、このディストレスト市場の成長を支えるのが、国営・公営企業だとしている。

同氏によれば、政府系企業が民営化を進めると、中国の銀行にとっては持続的な成長の道が開かれ、最大で520億人民元(約7兆7000億ドル)もの資産が市場に出されることになる。これは、企業資産のうち40〜50%が民営化の対象となるとの前提。

同氏は、「半分以上の(民営化)資金は、国内の資本が拠出するだろう。残りは、海外の投資家に頼ざるを得ない」としている。

さらに「中国は、株式と資本市場を海外投資家に解放すべきだ。そうでなければ、これまで通り、国内企業を香港、シンガポールやニューヨークなど他国市場での上場を容認し続けるしかない」とした。