米ドルがトランプ政権誕生後の最安値、5月雇用統計の内容振るわず

US dollar tumbles to fresh post-Trump low after payrolls miss

6月2日の取引でドルは、下落、トランプ大統領が選出された昨年11月以降で最安値を記録した。この日発表された5月雇用統計の内容が、振るわなかったのが一因。

ドル指数は、バスケット通過に対して96.720にまで下げた。

5月雇用統計では、非農業部門雇用者数は13万8000人、事前予想の18万5000人を下回った。一方で、失業率は前月の4.4%から4.3%に低下、2001年以来の最低水準となった。

アバディーン・アセット・マネジメントのエコノミスト、ポール・ディグル氏は、「(5月雇用統計の内容は)市場が予想していたものではない。失業率の改善と賃金成長が減速したことで、米連邦準備理事会(FRB、中央銀行に相当)の今後の政策決定に幾分かの影響を与える可能性がある。労働市場ではタイト化が一段と進んでいるが、賃金の面では改善が見られない」とした。