賃金の上昇、米企業の収益圧迫要因に=ゴールドマン

Goldman: U.S. Wages Catching Up With Productivity Is a ‘Sobering’ Prospect

米国の賃金が上昇している。これは、労働者にとっては歓迎すべき事実だが、ゴールドマン・サックスは、経営の観点から反対の見方をしている。

ゴールドマンによれば、過去15年の生産性の向上に、賃金上昇が追いついてきているという(挿入図参照)。これにより、企業が社内に蓄えることが可能な、収益マージンを相殺する形になっているという。

ストラテジスト、チャールズ・ヒマールバーグ氏は、今後3年で賃金上昇が生産性向上に追いつくようであれば、企業の収益が年間10%のペースで縮小すると予想している。

「一般的に正常化と呼ばれる賃金の動きは、実は厳しい現実を示唆している可能性がある。賃金上昇は、企業収益には驚異となってくる」とした。

 

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