原油価格、Q4には60ドル台に上昇へ=RBCキャピタル

Oil prices should grind higher into the $60s later this year, RBC’s Croft says

石油輸出国機構(OPEC)が生産調整合意を延期したにもかかわらず、石油価格は軟調に推移している。しかし、RBCキャピタル・マーケッツのコモディティ(商品)ストラテジーのグローバル責任者、ヘリーマ・クロフト氏は、価格上昇を見込んでいる。

同氏は、第4・四半期までに、1バレル当たり60ドル台への上昇を予想している。

同氏は、今回の合意延長が予想されていた結果であるものの、追加減産は難しかったと現状認識を示した。

そのうえで、「政治的、かつ経済的なプライオリティを考慮した結果、原油市場のテクニカル要因からのファンダメンタルズ整備に力点を置いたものだ」と解説した。

サウジアラビは、アラムコの新規株式公開(IPO)を控えており、ロシアのプーチン大統領は、来年3月に大統領選を控えていることで人気取りの必要gああったという。

同氏は、今年後半には50ドル台に定着し、第4・四半期には平均61ドルとなるとしている。

コーナーストーン・アナリスティクスの原油リサーチ責任者、マイク・ロスマン氏も原油強気で、米国やリビアからの供給が続くものの、原油価格が上昇するとしている。

「すべてを総合的にみると、OPECの生産削減により、1日あたり150万バレルもの供給が市場から無くなる。これは、月にする4500万バレルにもなる」とした。