ドットコム・バブル経験者、最高値を更新する米株市場には懸念を持たず

Why the strategist who lived through the ’90s tech bubble says don’t fear these stocks now

1990年代のドットコム・バブル崩壊を予見し運用機関や数多くの個人投資家の被害を最小限に食い止めたことで知られる運用担当者、連日のように市場最高値を更新している現在の米株市場に大きな懸念を持っていない。

ライリー・アセット・マネジメントの最高経営責任者(CEO)、ネッド・ライリー氏は、バリュエーションを気にする必要がないとし、「それほど、高いとは思わない」とした。

アップル、フェイスブック、アマゾン・ドットコムとグーグルの親会社アルファベットの株価上昇が事実上、今回の上げ相場を演出しているため、市場全体としての強気感に、懐疑的な見方が一部には出ている。

しかし同氏は、「2〜3年前と比較すると、一部少数株式が今回の上昇相場を作り出しているのは事実だ。しかし、こうした一部銘柄に価値を見出している投資家が多くいるというのも事実だ」とした。

「株価収益倍率からみると、(こうした大型ハイテク銘柄に)誤った株価となってきたことはある。一方で、長期的に見れば、一株あたり利益が長い間、適正に評価されてこなかったこともある」とした。