中国の格下げ、企業借り入れが国内行に向かい新たなリスクに

China’s Downgrade Could Lead to a Mountain of Debt

ムーディーズによる中国の格付け引き下げにより、同国の企業は、海外よりも国内からの借り入れの拡大を迫られることになる。

この結果、同国の金融セクターに新たなリスクが加わる可能性がある。

オーストラリア&ニュージーランド・バンキング・グループ(ANZ)のアジア・リサーチ責任者、Khoon Goh氏は、すでに国内では債務が拡大している状況にあって、経済成長も原則していることで、今回の格下げで「負の連鎖」のリスクが生まれているとした。

在シンガポールのクルーシャル・パースペクティブの最高経営責任者(CEO)、コリーン・ピン氏によれば、格付け変更で特に影響を受けるのは、空運と海運だとみている。

中国企業は、「資金を確保するには、中国の銀行に頼るしかない。これにより、中国の銀行の国内企業へのエクスポージャーがより拡大することになる」とした。

ブルームバーグの集計によれば、2008年時点での企業が抱える債務は、国内総生産(GDP)の100%だったが、現在では156%にまで拡大している。