Q1:ソロス・ファンド、米株指数ETFのプット保有を拡大

George Soros has added to his losing bets against the stock market

ジョージ・ソロス氏は、米株式市場が下落すると予想しており、同氏のファミリー・オフィスであるソロス・ファンド・マネジメントは、下げた際に利益を獲得できるデリバティブ(金融派生商品)を大量に保有している。

こうしたポジションは、現在まで損失が膨らんでいる形だが、同ファンドは第1・四半期にさらに、こうした損含みのポジションを拡大した。

米証券取引委員会(SEC)への提出書簡を分析して明らかになったもので、S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスによれば、S&P500指数とラッセル2000に連動する上場投資信託(ETF)のプット・オプション(売る権利)の総額が、7億6430万ドル規模にまで拡大している。

しかし、S&P500指数は年初来5.7%、ラッセル2000指数は同0.3%上昇している。

SPDR S&P500トラスト保有を16.2%拡大し130万株(想定元本3億470万ドル)iシェアーズラッセル2000ファンド36%拡大し330万株(同4億5960万ドル)としている。