銀行融資が低下、経済への懸念要因

The worst news for the economy might be coming from banks, not retail

企業や一般家計からの景気に対する信頼感は高いものの、これが実態の経済指標には反映されていない。

銀行の決算発表分析によれば、第1・四半期の新規融資額が、前四半期から減少している。新規融資は、9兆2970億ドル、2016年第4・四半期の9兆3050億ドルから減少している。

下落率はわずか0.1%だが、経済全体から見た影響と、加えて、下落要因に重要性があると見られている。

経済活動の源とされる商業用と工業用の融資は、企業が新たな施設などを建築する際に増加する。今年序盤の商業・工業用融資は実際0.9%の上昇にとどまり、季節的に下落するクレジットカード・ローンの下落を相殺するには至らなかった。

さらに、融資は全体的に自動車ローンが通常とは異なるペースで下落していることも融資の低下につながっている。自動車ローンは、銀行が統計を取り始まった2011年以降、始めて下落している。

エバーコアISIのアーニー・テデスーチ氏は、 「現状がどのような状況になっているのか、不鮮明だ。政治的な不透明感があり、金融と財政政策にも不安があるため、慎重になっている可能性がある。今後の動静を見守る必要がある」とした。