ドルの下げは続く、トランプ大統領に疑惑浮上し

Best Forecasters See No Reprieve for Dollar as Trump Woes Mount

外国為替専門家は、トランプ大統領の政治問題が大きく浮上していることで、成長戦略の実行に黄色信号がともっているとし、ドルの下落が一段と進むとみている。

ウェストパック・バンキングは、ユーロ、円とカナダドルのバスケットに対してのドル売りを顧客に推奨している。

マッコリー・バンクは、対円と対ユーロでのドル一段安を予想している。

ドルは、昨年11月のトランプ氏の大統領選勝利からの上昇を、ほとんど失った形だ。ここ最近の下げ圧力は、ロシア外交官に関する疑惑捜査を、連邦捜査局(FBI)に圧力をかけて辞めさせた疑惑がふじょうしたことがきっかけ。

ウェストパックのシニア通貨ストラテジスト、シーン・キャロウ氏は、「政治リスク要因がユーロからは(フランス大統領選の結果)消え去り、それが、むしろ米ドルに付加されている」とした。現在の混乱は、「少なくとも目先は残り、ホワイトハウスが成長優先戦略に議会承認を獲得するのが、一段と難しくなってきている」とした。