仏大統領選で目先はユーロに利食い売り、ユーロ/円は独国債金利に注目=ソシエテ・ジェネラル

Soc Gen on the EUR after the French election, prefer EUR/JPY

ソシエテ・ジェネラルは、マクロン氏がフランス次期大統領に選出されたことは「想定外」ではないとしたうえで、短期的にはユーロ・ロング(買い建て)ポジションに利益確定の売りが出る可能性があるとしている。

ソシエテの外国為替ストラテジー・リサーチは、第1回投票を受けてユーロが上昇、昨年11月の米大統領選以降、貿易加重平均では最高水準になっていると指摘している。

そのうえで、「マクロン氏の勝利は、すでに80%は織り込まれており、目先、ユーロは下げの危険性がある。ロング・ユーロに利益確定の売りが出ると予想している。特にユーロ/ドルは、債券利回りと比較すると、その上昇度合いが顕著だ」とした。

一方、より長期的な視点からは、政治的な不透明性が薄まったことで、市場の関心が欧州中央銀行(ECB)の金融政策の正常化に移り、ユーロには有利に働く可能性があるという。

米連邦準備制度理事会(FRB、中銀に相当)が一段の利上げに踏み切ると見られる一方で、日銀は現行のゼロ金利政策を維持するとされており、ユーロ/円は、ドイツ国債(ブンズ)の金利動向により敏感に反応することになるとみている。