ゲイツ氏とドラッケンミラー氏、バフェット氏のIBM株取得に忠告していた

Billionaire peers Gates and Druckenmiller warned Buffett he’d be wrong on IBM

ビル・ゲイツ氏とスタンレー・ドラッケンミラー氏は、2015年にウォーレン・バフェット氏がIBM株を購入した際に、誤った投資だと忠告していたが、今回、この批判が正しかったことが証明された。

バフェット氏は、保有するIBM株約30%の売却を明らかにしており、「私の判断が誤っていた。IBMは、大きな強力な企業であることは間違いないが、より強大な競争相手が現れた。IBM株を買い始めた6年前と同じ価値を、現在は見出すことはできない」としている。

IBM株は、過去6年、市場を大きく下回るパフォーマンスとなっている。2011年から先週までを比較すると、S&P500指数は約90%上昇しているが、IBMはわずか8%だ。

ゲイツ氏は2015年5月に、「IBMがテクノロジー企業ではなくなっており、悲しいことだ。少なくともこれまで(2015年時点まで)は、バフェット氏の投資判断は誤りだ。法人顧客にとっても、IBMのクラウドには魅力が薄い」としていた。

ドラッケンミラー氏も2015年11月、クラウド・コンピューティング分野での競争激化により、IBM株をショート(売り建て)としていることしていた。

同氏は当時、「将来への投資を進めていることから、アマゾン・ドットコム株が良いと見ている。ベゾフ(アマゾンの最高経営責任者)氏は、モノポリーを築いている。アマゾンのウェブ・サービスは、IBMのコンサルタント10人、あるいは15人を必要とする事業に相当する。これは、アマゾンがクラウド・サービスを活用しているためだ」と分析していた。