米株の投資資金を欧州に振り向けるべき=ノーベル経済学受賞教授

Robert Shiller: It’s time to diversify out of the United States – here’s the best place to go

ノーベル経済学賞を受賞しているイエール大学経済学教授のロバート・シラー氏は、史上最高値水準にある米国市場から投資資金を海外に向けるべきだと主張している。

資金の向け先として同教授は、米国投資家にとってはより上値が望めるとして欧州を挙げている。

「投資家のポートフォリオには、欧州が大きな地位を占めるべきだ。(欧州企業の)株価収益倍率は、(米国と比較して)かなり低い」とした。

「(欧州株は)ここ最近の経済情勢が不安定であることなど、多くの悪材料があるため、あまり良好には映らない。しかし、時にはこうした問題が過剰に取り扱われることがあるものだ」と説明している。

「米国投資家の多くは、投資分散が十分にできていない。トランプ効果を懸念する際には、これは主に米国内の影響であることを認識すべきだ。このトランプ効果を懸念するのであれば、世界に投資資金を分散することで、悪影響の一部は回避できる」とした。