現在の米株、一部トランプ政策を好意的に解釈する二進法で危険性を含む

The market is now a ‘binary bet on Trump and nothing else,’ claims macro trader

史上最高値水準で推移し続ける米株式市場について、二進法のような考えが主流派になっていると警告する向きが出てきた。すなわち、トランプ政権が進める法人税の削減とインフラ投資を大きく材料として取り上げる一方で、国際的な貿易関係を損ないかねない、保護貿易主義の動きを無視している。

BKアセット・マネジメントの外国為替担当マネージング・ディレクター、ボリス・シュロスバーグ氏は、すべての取引が政治主導で動いていると分析、強気派は、基本的に「トランプ政権に掛け、ほかを無視するゼロ・サムの行動をとっている」と警告した。

「夏季までに、(提言している政策が)現実化しない場合には、大きな失望につながり、市場は下がる可能性がある。なぜならば、現在の経済環境は、現在の市場水準をすべて支えるものではないからだ」とした。

クロッシング・ウォール・ストリートの編集長、エディー・エルフェンベイン氏は、昨年11月の大統領選以降の市場は、多くがトランプ大統領と同大統領が提示している政策に寄る部分が大きいとしている。