ゴールドマンは欧州株を推奨、米株より魅力的

Goldman Sachs Favors Equities in Europe Over U.S.

 

英国の欧州連合(EU)離脱協議やポピュラリズム台頭による政治的な不透明感など、欧州金融市場を取り巻く環境は、決して良好ではないが、ゴールドマン・サックスは、米国よりも欧州株式市場の方が期待できるとしている。

 ゴールドマンの最新の予想によれば、欧州STOXX600指数は、今後12カ月で3%の上昇しが見込まれる。これに対して、米S&P500指数は、わずか1%程度の上昇のみ。
ゴールドマンは、今年の欧州の域内総生産(GDP)成長率は3.7%強と見込んでおり、押収企業が景気循環サイクルに対して、米国企業よりも敏感に反応するために、欧州株への期待が大きいとしている。
また、欧州企業が業況信頼感の上昇につれて業績も好転する傾向が高いため、STOXX600指数採用企業の業績が15%程度上向くことが期待できるという。これに対して、ゴールドマンの見立てでは、米S&P500指数採用企業の業績成長度合いは9%。
株価のバリュエーション自体も欧州株の支える大きな要因だという。ゴールドマンは、欧州の予想見通し株価収益倍率は15倍、これに対してS&P500は18倍となっていることで、上値余地の観点からも欧州株が魅力だという。