サウジが公務員給与引き上げ、減産延長に前向きのサイン

Saudi reversal in benefits makes OPEC deal—and higher oil prices—more important

サウジアラビアが公務員や大臣クラスの給与を引き上げたことを受けて、アナリストは、同国が減産合意の延長に前向きだとみている。

石油輸出国機構(OPEC)は、年初から非加盟国を含めた生産調整を行っており、来月に開催される総会で、半年間の延長を検討する予定。現在、原油価格は、50ドル付近で安定的に推移している。

バークレイズのエネルギー・コモディティー分析責任者、マイケル・コーエン氏は公務員の給与引き上げを受けて、「サウジは減産合意延長を望んでいることが示された。減産により原油価格が安定推移すれば、今後の政策運営も安定的に進められることになる」としている。

サウジは、政府の財政状況が改善したことを理由に、これまでの給与凍結を止め、賞与を復活させるとしている。